国土交通省は昨日、ヘルメット型ヘリコプターからなるタケコプターの飛行に関して、ガイドラインの試案を作成し、国会で法案提出をすることを発表した。背景には、ここ数カ月における、都内でのバイク便業者からのタケコプター使用を望む陳情や、タケコプターを見たいと言う署名運動、マスコミ報道などがある。
国土交通省の作成した試案によると、タケコプター使用は、講習会を受けて資格をとったバイク便業者などの営業利用に限られ、以下の規則を守る必要がある。ヘリウムガスジャケットを着用して、離陸時や着陸時にはタケコプターを止めてヘリウムガスを使用すること、靴から埃が落ちないように、飛行時は靴カバーをつけること、民家の上を飛ばないこと、飛行は原則として車道の左車線脇の上の約20メートル上空を飛ぶことなどである。
車道そのものの上を飛ぶと、万が一、墜落した場合に事故になる恐れがあるためだそうだ。なお、テーマパークや川辺その他における、一般人の遊興用にタケコプターを使用する場合はこの限りではなく、別途、ルールを制定するとのことだ。これで早ければ来春にも、文字通り空を飛ぶ飛脚の姿を目にすることができそうだ。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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制定規則が、ムダに具体的なのが面白いですね!!
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