タケコプターの商業利用に関して、都内でバイク便を営業する3社が合同で今日、国土交通省に申し入れをした。バイク便の代わりにタケコプターを用いた運送を認めてほしいとのことだ。その理由として、ヒートアイランド現象の緩和、バイク便での配達に伴う事故の防止があるという。
なるほど、この夏の首都圏は猛暑に襲われ、特にアスファルトからの照り返し、車両による熱などが拍車をかけた。バイクが減るとそれは少しは緩和されそうだ。また、バイク便ではどうしても様々な路地を通るために事故が多くなる。配達時間を争うという業界の悪弊（消費者からの要望？）もあり、足切断の憂き目に遭ったバイク便配達者も後を絶たないという。
今回の申し入れの背景には、タケコプターの安全性がここのところ確立されてきたことがある。果たして、この要望が実現して、東京で空を見上げたら飛脚が文字通り脚を出して飛んでいる姿が目に入る日が来るのだろうか？
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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