アルティメット自動車は11日、脚の不自由な人が楽に乗下車することを目的とした家ドッキング電気自動車、すなわち家とドッキングできる電気自動車、「ラクムーブ」を発表した。
今回のラクムーブは車椅子に乗った人が、家の中から車椅子(電動)のまま、家にドッキングした車の中に入ることができる。車内に入るとそのまま車椅子がガイドレールに乗って車の中を進み、決まった位置に自動的に固定される仕組みになっている。
従来、脚の不自由な人が自動車に乗るのはかなり手間がかかったが、家ドッキング車両を利用すれば、いとも簡単に車内に入ることができる。また車を降りるときも、ガイドレールを逆方向に車椅子が進み、ドッキングされた家の中にスムーズに入っていく。
ラクムーブの場合、家の床と車両の荷台の高さが同じになるように、車両がエアダンパーによって上下してドッキングする機構を備えているため、連結凹ドック(家と自動車を連結するための凹ドック)のある住宅であれば、凹ドック幅がラクムーブの連結凸ドックの幅である1.7メートル以下でなければドッキングすることができ、車椅子が全く段差なく車内に入っていくことができる。
また、ラクムーブが家とドッキングした場合、車椅子を使用しない場合でも段差が生じないため、スムーズに車内と室内を行き来することができる。
家ドッキング車両はこれまで、車の室内も部屋の延長線のものとして、空間を有効活用するという観点から注目されていたが、今後は脚が不自由な方々のニーズに応えるという重要な役割を担っていくことだろう。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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