実写版表示可能テレビ、売り切れ続出

 アニメを実写版に変換できる「REAL ZONE」が爆発的に売れ、世界中で売り切れが続出している。製造販売元のウルトラG社でこの需要にこたえるため、生産体制の見直しを進めている。

 記者も、物は試しと、日本最初のアニメ作品「鉄腕アトム」を実写版に変換してみた。音楽等はそのままだが、アニメのアトムの身体がまるで本物のような質感に変換され、お茶の水博士の鼻も少し小さくなり、実在の人物として認識できるような形にうまく実写化されていた。

 2020年代の大ヒット作品、「鬼滅の刃」も実写化してみたが、これは戦闘シーンがあまりにも生々しく、10分程度経ったところで見るのをあきらめた。実写化に変換する際に生々しいシーンをぼかす「ソフトモード」的な機能が必要なのではないだろうか?

 他にもいくつか実写化してみたが、アニメのままが良かった作品と、実写化して初めてその良さが表出してくるような作品もあった。

 同テレビは、実写版をアニメに変換する機能も付いているので、それも試してみた。記者は、最近ヒットしているインドの映画「ナンバーズハイ」(AIを駆使しながら、数学の難題を次々と解いていく天才数学者が活躍するストーリー)をアニメにしてみた。これは、残念ながら実写の迫力が落ちてしまった。この機能には、より表現をビビッドにして実写版の迫力を落とさないモードが必要であろう。

 このREAL ZONEの未来の可能性は相当大きいと思う。既に始まっている、既存のゲームの実写化に加え、学習用ソフトをアニメ版と実写版の両方で楽しみながら使うようなこともできるなど、ユーザーサイドで楽しみ方が広がっていくだろう。
 

 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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