ゼガ・エンタープライズが一昨年発売した、AIと音声認識を内臓した家庭用の育成ペット型ロボットは、順調な売れ行きを示し、今では、育てたオウム型ロボットの楽しい動画も多数見られるようになった。
最近ではこのオウム型ロボットが、短期、長期に病気やそのほかの事情で学校を休んでいる子どもの代わりに登校して、学んだり、友達と話したりし、家に帰ると授業内容や友達とのやりとりを教えられるようになってきている。
例えば、休んでいる子どもが近くの小中学校に通っている場合は、 朝、家が近い友達が迎えに来てオウム型ロボットを連れて登校し、帰りには、連れて来てくれる。
学校では、オウム型ロボットは、休んだ子どもの席にちょこんと座って授業を受けている。
長く通うようになるとオウム型ロボット自ら質問もするようになる。また、休んだ子どもの質問を持って行って代わりに質問し、答えを持って帰ってくることもあるという。
休んでいる子にとっては、複数の友達のメッセージを伝えてもらえるのは、楽しみなことでもある。
芸達者なオウム型ロボットになると、学校での友達からのメッセージをそのごとくに記憶し、帰ると表情豊かにその友達の声で再現してくれるものもいるそうだ。一方、休んでいる子からの友達あてのメッセージも、その子の話しぶりそのものに伝えてくれるという。
授業のほうは、45分や50分の授業を20分程度に要約して、子どもの聞きやすいタイミングをみて話してくれる。これもまた、話し上手なオウム型ロボットになると、授業をうまくまとめて面白おかしく話してくれるそうだ。モノマネ上手なオウム型ロボットは、授業で先生が強調したポイントも先生と同じような声、同じ言い方で教えてくれるようになるという。
これまでも、代理のロボットが登校し、休んでいる子どもがその映像を通してリアルタイムで授業に参加できたり、録画が出来るシステムはあって、多くの子ども達をサポートしてきた。
一方、この方法でもなお、ハードルが高いと感じる子ども達もおり、また、授業の時間中は、具合が悪くて寝ているという子ども達もいた。
育成オウム型ロボットの場合は、普段からロボットのことを良く知っていて、良いコミュニケーションがとれている子どもが、家でロボットと自然に話しながら、学校のことを打ち解けた雰囲気の中で楽しく知ることが出来るのが良い点だと言われている。
今後は、高校、大学など通学が遠い学校に、欠席のときに代わりに家のオウム型ロボットを送迎してくれるビジネスや、個人所有でないオウム型ロボットを派遣し、学校を休んだ時だけ代理で出席し、その後、家にお届けして、休んだ人に伝達するような短期派遣のビジネスが生まれる可能性がある。
育成ペット型ロボットの出現で、ますます人なつこい、人間らしいAIが身近になり、楽しい日々が現実になりそうだ。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
未来的でナイスな子記事ですね~
ありがとうございます!
投稿した日の朝4:30頃
目覚めそうなウトウトしている時に突然記事の内容が降ってわいて、あわててメモしました。
夕方にかけて勢いで書いて、
そのまま投稿した記事です。
こんなふうに記事を思いつくのはめずらしいです。
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