ゲーム業界大手のゼガ・エンタープライズは昨日、AIと音声認識を内臓した家庭用の育成ペット型ロボットを、今年中にも発売すると発表した。ゼガが以前に発売したコンピューターゲームで、音声認識によって呼びかけに反応するシーマンという生き物があったが、その3次元バージョンともいえる新製品だ。
今回のペット型ロボットは、インコやオウムのような形をしており、シーマンと同様、音声に反応し、また「ご主人様」の喜怒哀楽に対応して返答してくれる。「ご主人様」がしつけていくことによって、「ご主人様」の感情に対して適切な返答を学習していくのだそうだ。
これまで、家庭用ロボットとしては、1999年に発売されたソニーのAIBOに代表されるペット型ロボットや、ソフトバンクのpepperに代表される人間の形に似せた会話が出来るロボットがあったが、ペット型でかつ会話ができ、さらには、育成が可能であることが新しい点だ。もとよりしゃべるインコやオウムのような形であるため、ペットと会話している臨場感がある点も面白い。
製造・発売元のゼガ・エンタープライズの担当者は言う。「おひとり様と呼ばれる一人暮らし世帯が増えるなか、ペットを飼いたくても、留守中の世話やペット禁止マンションなどの問題があって、なかなか飼えない。また、一人だと寂しさもあって誰かと家で会話したいこともあるが、ロボットとの通り一遍の会話ではつまらないから、自分用にカスタマイズしたくなる。これらのニーズを全て満たすような出来栄えだと自負しています。」
なるほどこれなら、ある日突然、単身赴任や離婚によって独り身になっても、恐れることはなくなるかもしれない。また、万が一、留守中に空き巣が入りそうでも、音に反応してしゃべるようにカスタマイズしておけば防犯にもなるだろう。なお、この育成ペット型ロボット、名前はまだなく、公募をするそうだ。「これぞ」という名を思いついた方は、ゼガ・エンタープライズのホームページから応募してみてはいかがだろうか。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
話を良く聞いて共感できるように育ったら、そばにいて欲しいと思う人が多そうです。
2羽育てて、2羽の会話を聞いてみたい気もします。
育成したペット型ロボット同士の会話っていう発想は無かったですね。どうなるか面白そう。
この内容で子記事を書けたら面白そうですよね。
書く記者によって、違う展開の子記事になるかもしれません。
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