人のことを考えていますか?

自己中心的な人が嫌われるというのは昨今変わることのないことだ。無論、例外はあるが基本的にはしない方がいいことである。

昨日、政府の人間検診調査の結果が公表され 5年前に比べて若者(10代)の自己中心的な感情が多いと公表された。 考えられる原因は、ここ数年の間に2回発生した大規模震災によるものだという。通常とは異なる緊急事態に置かれた子供は、大人同様に生存に対して強い執着心が起こる。ただ、子供の場合は特に1つのことに集中してしまうと周りが見えなくなることが多いため、自己中心的な考えが定着してしまったとのことだった。

東京の渋谷・原宿で調査した結果 他の世代(20代~)に比べてもやはり自己中心的な思想が多いという結果がでた。 特に、次の質問ではより顕著に表れた。

「Q.テストや検定試験で、自分が合格したとします。その時、自分ならどのような対応をしますか?(なお、周りには不合格の者もある程度います)」

選択肢としては、「うれしさを自慢する」「自分の中だけでうれしさをかみしめる」「状況に合わせて変える」「そもそもうれしいと思わない」「その他」で、「うれしさを自慢する」が全体の6割だった。 また「状況に合わせて変える」との回答はわずか1割にも満たない。

政府の見解とは異なるが これは、自己中心的なことが問題である以前に、周りの状況をうまく処理できないということだといえよう。電脳システムが、発達した今でもこのように人間の感情や考えは変わらないということとともに、まだ社会がそのことを認知できているということがまだ改善の余地があることを証明しており、まだ可能性がわずかにでもあるのだといえる。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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