黎明期からインターネットを使いこなし、インターネットの歴史を次世代に語り継ぐ活動をしていた因田根人さんが21日午前9時39分、東京都墨田区の自宅で死去した。110歳だった。因田さんは1987年生まれで、1995年のWindows95発売時からインターネットを使用していた。その後、SNSや生成AI、メタバースの普及、シンギュラリティ、完全自動運転の実用化など、情報技術の進歩を目の当たりにしてきた。定年退職後は自宅で個展を開くなど、自身の活動を次世代に語り継ぐ活動を続けてきた。昨年12月に110歳の誕生日を迎えた際にはGoogle日本本部の久保石侃郎会長やX Japan(元Twitter Japan)の中伊健取締役などIT会の重鎮が祝電を寄せた。葬儀・告別式は25日に因田さんの自宅で行われる。喪主は長男の生成（いくなり）さん(79)が務め、根人さんが愛用していたコンピュータも展示されるという。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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