27日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「2000年ごろのインターネットを懐かしむ会」が開かれた。この名前の催しは丁度80年前の2015年6月27日にも愛知県で開催されており、2回目の開催となった。
この会に発表者として参加したのは99歳から107歳までの男女7人。うち3人は移動が困難だったため、自宅や高齢者施設からオンラインで参加した。対面で参加した因田根人さん(107)はWindows95が発売された日の朝、早起きし自宅から3時間ほどかかる東京の電気店に父と共に向かったことを話すと、会場からは笑いが漏れた。自宅からオンラインでの参加となった鹿田香音さん(103)は小学校のパソコン室でWindows2000に触れ、友達に向けてメッセージを書いた思い出を語り、「当時は動作も遅くて、メッセージを送るのに1、2分はかかりましたね」と振り返った。7人の発表が終わると質疑応答の時間となった。質疑応答の時間は当初30分間の予定だったが、それを通り越した雑談の場になってしまい、1時間を超えて司会者の合図によりようやく終了した。質疑応答の中では高齢者施設からオンラインで参加した中坪今さん(100)が「わしは100年後まで生きて100年後のインターネットを見届けるよ」と冗談を言う場面もあり会場中に笑い声が溢れた。30代の人も多かった80年前の会とは違い、正にインターネットの最長老たちが集う会となったが、どのような年代の人にも楽しめる会となった。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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