「道北でパッセンジャードローン飛ばす」大泉北海道知事

 3年前に最後の赤字路線「宗谷線」が廃止されたことは、鉄道マニアにとっては記憶に新しい。過疎化が道内でも一番進んでいる道北地域では、宗谷線廃止の影響がじわじわと出て過疎化に拍車がかかっていると悲観する声も多い。

 しかし、そんな北海道に明るいニュースが突然舞い込んだ。大泉北海道知事が、国交省が推進する、「パッセンジャードローン」特区計画への参画に名乗りを上げたのである。パッセンジャードローンとは人が乗れるドローンのことで、現在世界中で普及が始まっている。しかし日本では人口密度の高さなどから導入が遅れている。

 同計画では、①パッセンジャードローンの必要性が高い地域であること、②安全性を確保するための場所的余裕があること、③住民投票で過半数の賛成があること、の3要件が実施のための要件となっているが、「北海道がこれらの要件を充たす可能性はかなり高い」とドローン専門家の玉置浩三氏は述べている。

 ①は、道内のローカル線なきあとのバス路線が赤字化する一方で、高齢者などを中心に移動のニーズが高いことでまず充たされる。②は、北海道はもともと土地が広い上、ローカル線の跡地を中心に、パッセンジャードローンが安全に飛べる空域の確保が用意であるからクリアだろう。ハードルとしては③が挙げられるが、少なくとも、ニーズが極めて高い道北地域では過半数は堅い。

 大泉知事は「今までね、北海道ってどんどん鉄道なくなっちゃったりして、正直なところちょっぴりがっかりしてたわけ。でも、月並みな言葉かもしれないけど、ピンチをチャンスに変えたいなんて思ってしまったのよ。パッセンジャードローン特区に選定されれば、全国から、いや、世界中からこれを体験したい人が道北に訪れて、めちゃくちゃ盛り上がると思うんです。今までさ、『未来のプランがない男』とかって自分のこと思ってたんだけれど、これは例外になるかも。これ、すごくないですか?特区に選定されたらばさ、自分が最初に飛んでも怒られないよね。ハイテクとか、いろいろで絶対安全にするわけだからまあ、人柱ってことでね。」と鼻息が荒い。

 今後の北海道の熱い未来に期待したい。

 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

前の記事の続きを考えてたら、大泉洋が北海道知事になってる未来が浮かびました。

ジョン・タイター (日付:

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