シンガポールのゲノム研究所は24日、人間の腸内に常在する細菌を分析することで、将来罹る可能性の高い病気を知ることができる可能性が出てきたと発表した。
同研究所は、三大疾患とされる、ガン、脳卒中、心筋梗塞になった患者の腸内細菌を調査した結果、それぞれ、これらの病気にかかっていない人よりも特定の種類の腸内細菌が多いことを発見した。
特定の腸内細菌が分泌する代謝生産物がこれらの病気を引き起こすのか、これらの病気にかかった場合に体内に増える物質が腸内においてこれらの特定の腸内細菌を増やすのかについてはまだ因果関係が分かっていない。
同研究所では、いずれにしても、腸内細菌によって将来罹る病気を予測できれば生活習慣などを見直すことで予防に努めることができ、また仮に特定の腸内細菌が病気を引き起こすのであればこれらの菌を殺菌、ないし他の有用細菌を増やすことで圧迫して減少させることで病気を直接予防することができるとして、今後研究を進めていくという。(未来新聞)
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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