2017年夏、商店街にシェアキッチンレシピスーパー(SKRS)の小規模店がオープンした。
その後、認知症を予防しようと介護予防のゲーム機に通っている人達もシェアキッチンに集まって食事を作るようになったという。
外出して人と話したり、料理すること自体も認知症の予防に効果があるとされているが、更に魚料理やカレーといった認知症の予防に良いと言われるメニューを選んで作る人が多くなっている。
魚を良く食べる人は、食べない人よりアルツハイマー型認知症になりにくいと言われている。しかし1人分の魚料理を作るのは意外に難しいため、1人暮らしの高齢者が中心になって
集まり、魚料理のレシピを人数分作ったあとに食事会をする光景が見られるようになった。
また、カレーの中のウコンに含まれるクルクミンは、アミロイドβタンパクが脳内に蓄積するのを減らし、アルツハイマー型の認知症を予防すると言われる。カレーを良く食べるインドでは、認知症の発症が少ないことが知られている。
カレーも1人分だけ作るのは難しいので5、6人分を一緒に調理して食べるそうだ。
集まって食事会を続けているうえに、"筋力の低下や認知症を予防してみんなで介護保険の1万円の払い戻し金を受け取ろう!"という目的があるので、部活動のような一体感も生まれ始めているという。
商店街はリニューアルされて、屋内で食べるスペースもできた。人々が立ち寄って、話したりお茶を飲んだりする光景がよく見られるようになっている。
これからどのように商店街が変わっていくのか楽しみになってきた。
記者も続けて取材に来たいと思う。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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