シェアキッチンレシピスーパーのレシピに高血圧食が登場


シェアキッチンレシピスーパー(SKRS)のレシピに高血圧食が加わった。

WHO( 世界保健機関 )は、世界の人の1日の食塩摂取量の目標を5gとしている。
一方、日本人の1日の平均食塩摂取量は約10g。
そして、高血圧で推奨されている1日の食塩量は6g未満と言われる。

一般的に高血圧の人は普通より塩分を多く摂る傾向があるため、しっかりと塩分制限をしようとすると、1日の摂取量をそれまでの半分以下にしなければならない。
薄味に慣れるのも大変だと言われるが、それ以上に大変なのが何に何グラムの食塩が含まれるのかが分からないことだという。
例えば、梅干し1個が1〜2g、スープや味噌汁などの汁物が一杯2g、ラーメンでは一杯6〜8gも含まれている。

調理済みの宅配食には塩分制限食も多いのだが、メニューに飽きてしまった、値段が高かった、などの理由で続かない人も多かった。

シェアキッチンレシピスーパーの高血圧食の良いところは、普通食と同じメニューで一食あたり2gの食塩量で調理できること。
高血圧食では、食塩量の多い食材は量が少なかったり、調味料の分量が違ってはいるが、家族が皆同じ物を食べられるのは嬉しいし、作る人も調理の手順が同じなので楽になる。

すでに多くの利用者がいるSKRSの糖尿病食にも、1食2gの食塩量のレシピが今回加わった。
高血圧と糖尿病を同時に治療している人も多いため、こちらも需要があると言われている。

2028年の厚生労働省の調査では、日本の高血圧性疾患の総患者数は1300万人だった。
このうちのある割合の人々が減塩に成功すれば、高血圧の薬の使用量も減らせるだろう。
SKRSのレシピ開発担当チームは、是非それに貢献したいと語っている。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン