4月20日、東京人力株式会社および東京人力中央研究所は人の情熱を計る測定機の開発に成功したと発表した。この情熱測定器HPS-2020(Human Passion Meter)は個人および団体の情熱の種類、強さを測定することができる。
日常生活のなかで、 「あいつは熱い！」「このごろ、彼氏が冷たくなった」「このイベントは盛り上がっている」というように人や集団が持つ情熱を評価をすることは珍しくない。しかし、そうした情熱の評価は感覚的であり、相対的なものでしかなかった。
そのため、せっかくの人が持つ情熱を適正に評価できず、結果的にそのエネルギーを有効に活用できていなかった。
この点に注目した東京人力では2010年から「情熱エネルギー」の研究に着手した。その結果、「情熱」には金銭、名誉、異性への関心などの28種の情熱種があり、それぞれに「情熱温度」があり、その測定システムの開発を進めてきた。
情熱温度の測定メカニズムについては、国際特許を申請中のため、詳細は明らかにされていないが、眼球の動きと輝き、背中の体温、唾液の分泌変化、手のひらの発汗などを複合的に分析するようだ。
今後は人材採用はもとより、国会議員の政治姿勢評価、結婚前のカップルの相性、学校における授業評価などさまざまな方面でこの測定機の活用が見込まれている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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