国民医療費が日本の国家予算を圧迫し、" 薬の飲み過ぎをやめよう。高い薬を使うのをやめよう!薬には副作用がある。" という議論が沸き起こったのが約14年前。
その後、薬の副作用を気にするあまり、主治医に相談することなく薬をやめてしまい、健診も受けないまま放置してしまった人達の中から、腎臓を悪くして透析を必要とするようになったケースが出てきた。
透析にも種類があるが、一般的な血液透析となれば、週に3回程通わなければならない。
また、透析を必要とする患者さんが増えることで、国の医療費は増大すると言われている。
血圧、血糖値、尿酸値などは、悪いまま放置すれば腎臓が悪くなることがあり、血圧、血糖値が高い場合は更に心筋梗塞、脳卒中など命に関わる合併症も起こりやすくなる。
しかし、もし食事、運動などの生活習慣の改善によってこれらの数値の目標の値を達成できれば、薬は必ずしも必要ないことが多い。
例をあげると、入院を経験した人が、普段2種類飲んでいた血圧の薬を、入院中は飲まなくても血圧が正常値だったという話を耳にすることがある。
その後の様子を聞くと、入院して高血圧食を1日3回食べているうちは血圧が正常だったが、家に帰ってもとの食事に戻ったらまた血圧が上がり、薬が必要になったということだ。
こういう人はとても多いのだという。
食事療法を入院中のように続けられれば、薬を一生飲み続ける必要はないかもしれないのだ。
2016年に薬をめぐる議論が熱くなったあと、食事療法を見直そうという動きも起こり、栄養指導を受けたり自分で勉強したりして食事を改善し、その結果、薬が減った、または必要なくなった人もいた。
また、なかなか食事療法がうまくいかなかった人の中には、シェアキッチンレシピスーパーの糖尿病食や高血圧食を使うことで、生活習慣病のコントロールが良くなった人も多い。
そして今回、食事療法の中でも難しいと言われている腎臓病食がSKRSのレシピに加わった。
腎臓がある程度悪くなった場合に腎臓病食の食事療法をきちんと行うことは透析の導入を遅らせるための大きなポイントとなる。
糖尿病食や高血圧食は、その日にシェアキッチンレシピスーパーに買いに行けば、そのまま買うことができるが、医師から腎臓病食の指示が出る患者さんは人数が多くないため、この腎臓病食は予約制になっているという。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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