文章を手書きで書かなくなって以来、漢字が書けなくなったという話をよく聞く。白紙の状態から考えて漢字を書くのでなく、パソコンやスマホが、その文脈で優先的に使うべき漢字を見せてくれ、それらから選ぶだけで良いからだろうと言われている。
そこで、漢字をよく考えないと文章が作れないスマートフォンが発売された。
メールなどの文章を作る際、漢字変換をしようとすると、使われる頻度の少ない漢字や、間違った漢字が最初のほうに出てくるものだ。
ここで、もし間違えた漢字を選ぶと、かわいいキャラクターが出て来て間違えたことを教えてくれる。
一方、合っている漢字に変換出来ると、別のかわいいキャラクターが出て来て、合っている！とほめてくれる。
漢字に自信がなくても、変換が合っているかどうかを確かめられるため、最近物忘れが多くなった高齢者に好評だという。
もちろん、緊急のメールなど急ぎの文章を作る際にはこれでは不便なので、従来のような普通の変換モードにも切り替えられる。
ただ、このスマートフォンには、変換が合っているときだけ教えてくれ、かつ最適な漢字を順に提示してくれるモードは無い。ますます漢字を考えなくなる可能性があるからだ。
この製品の反響を確認した上で、今後は同様の機能のついた小学生用のキッズ携帯も開発予定だという。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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最適な漢字を並べてくれて、変換が合っている時に教えてくれるスマホのほうが売れる気がしますが、こんな脳トレのようなスマホがあるのもいいかな、と思いました。
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