アルティメットハウス発売のカプセルマンションに、ユニークな買い手が現れた。
「カプセルマンション下北沢」は、今秋竣工予定である。昨年発売された「カプセルマンション三軒茶屋」とほぼ同様の作りだ。カプセルホテルのような小部屋が40戸あるカプセルマンションで、男女別の共同浴場が居住者用に付設されている。一戸あたりの販売価格は250万円であるが、近日、一棟まるまる1億円で丸山×男氏(55)に買われた。
丸山氏は、これを全戸、賃貸マンションとするとともに、学生ないしは無職の人には、本来の家賃2万円を5千円まで値下げして賃貸することを公表した。ただし、値下げを受けた借り手は、マンション退去後5年以内に定職についた場合には、値下げされた分の倍額を払うこと、また、定職についたことを報告しないで後に発覚した場合には、ペナルティーとしてさらに倍額を払う契約にすることが予定されている。例えば、家賃5千円で10カ月居住して、1万5千円の値下げを10ヶ月間、すなわち15万円を値引きしてもらった住人が、数年後に定職についたとする。すると、毎月3万円を10カ月間支払うことになるし、定職についたことを隠してバレた場合には毎月6万円を10ヶ月間支払うことになる。
丸山氏は言う「言ってみればボランティアで、ネットカフェ難民らを救ってみたい。ただ、本物のボランティアではなく、資本主義社会になじんだ形にしてみたつもりだ。数年後、私が大儲けしたら、真似する人が出てきてほしい」。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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