来年から高校新科目:「婚活」

 文部科学省は1日、来年から実施される新学習指導要領の内容を発表した。この中では、高校において「婚活」が新科目として登場したことが注目される。

 同省は、ホームページで「早いうちに結婚への心構えをつけ、手遅れにならないように。もっと子供を増やすために。」と題した次のような文章を先月29日から掲載している。

 <新しい学習指導要領は、生涯結婚しない人々の急激な増加をふまえ、「結婚してまともな家庭を築く力」を育むという理念のもと、婚活に関する知識や技能の習得とともに、異性を誘惑するための能力や、最終的なクロージング、すなわち結婚に持ち込む能力などの育成に真正面から取り組んでいます。

 これからの教育は、単に教科書を学ぶだけではなく、人生をきちんと設計し、幸せに生きていくためのものでなければなりません。

 未来を担う子どもたちが、大人になってから幸せな家庭を築き、たくさん子供を作るために必要となる「結婚する力」を身に付けてほしい。そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。

 「結婚する力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの婚活教育に取り組むことが大切です。

 子どもたちが将来幸せな家庭を築くために。

 新学習指導要領、スタート。>

 かつては、家庭教育や社会の中で自然に身につけてきた結婚能力。それが日本人の中で明らかに衰えていっている中で、ついに国が正式な教育科目として取り入れなければならない事態となってしまった。

 文部科学省では、一昨年から「恋愛」を中学校・高校で科目として採用したが、それだけでは現実の結婚生活を営むためには足りないと判断し、急きょ「婚活」を新科目として採用した。

 なお、高校では「恋愛」は「婚活」に吸収され、来年度からは消滅することになっている。中学校では「恋愛」のまま維持することが決まっている。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン