100年前に小学校に入学するも、成績が基準を満たせずに未だに卒業できていなかった福岡県北九州市に住む106歳の女性が12日、老衰のため自宅で死去したことが分かった。女性は昨春に6年生まで進級するも、昨年度は基準となる成績を満たせず卒業は叶わなかった。今年度に入り体調を崩して入退院を繰り返し、6月上旬を最後に登校せず、遠隔授業も9月以降は受けていなかったという。長女(74)によると女性は最期に「中学校ってどういう場所なのか」と長女に問い、「部活動もあって楽しい場所だよ」と返すとにこりと微笑み、そのまま息を引き取ったという。今年度同級生だった11歳の児童は「素敵なおばあちゃんでした。給食の時間などにはよく昔のことを話してくれました」と話している。女性の通っていた学校の校長は「最後まで意欲を失っていませんでした。卒業することはできませんでしたが、生涯学習を体現された方だと思います」と話している。女性はもちろん日本最高齢の小学生だったが、文部科学省によると死去に伴い長野県諏訪市に住む95歳の男性が日本最高齢の小学生になったという。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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