明るい人の腸内細菌を欝の人に

 東京東海大学医学部のうつ病総合研究チームは、明るい性格の人の腸内細菌のうち、いわゆる善玉菌と判別されるものを培養して、うつ病の人の腸に注入する研究を開始することを発表した。

 同チームでは、2015年の国立長寿健康研究所の、うつの人の腸内に悪玉細菌が多いという研究結果を受け、昨年1年間、明るい性格のチンパンジーの腸内の善玉細菌を、暗い性格のチンパンジーの腸内に注入する実験を繰り返していたが、一定の成果が得られたため、人間での実証研究を開始することにしたという。今回はどの腸内細菌が明るい性格に一番寄与しているかまで解析する予定である。

 同大学では研究終了後薬品会社と共同で、明るい性格にもっとも寄与する腸内細菌のサプリをうつ病の治療薬として開発し、販売する方向性を目指すという。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン