• « 親記事(前の記事) /
  • この記事に親記事はありません

欝と腸内細菌の関係性についての研究が発表

 国立長寿健康研究所は2日、欝の人とそうでない人を比較研究した結果として、欝の人の腸内には特定の種類のいわゆる「悪玉細菌」が多い確率が高いことが分かったと発表した。

 同研究所によると、欝と明白に診断された人800人と、欝傾向が全くない人800人の便を比較した結果、前者にはある種類の悪玉細菌が89%の確率で存在しているのに対し、後者では4%程度しか存在せず、その種類の悪玉細菌が欝病と関係している可能性が極めて高いという。

 研究にあたった同研究所の大若松吾郎シニアフェローは、「この細菌が排出する物質が腸を通じて血液中に入り、それが脳に運ばれることによって欝症状が出ているケースがかなりあると思われる。今後はこの細菌を、善玉菌を増やすなどの手段によって駆逐することで欝症状の軽減ができるかどうかについて研究していく。」と話している。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン