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月の地質図を管理するアプリが発表

月にはたくさんの資源が眠っている。ヘリウム3、アルミニウム、チタン、鉄、ケイ素などの他にもレアメタル、レアアースがある。
これらの資源獲得のために世界が有人ロケットを月に飛ばしている。日本でも2015年から月探査のための友人ロケットを飛ばす計画を始動し、2018年には月面着陸と100kgもの岩石を採取してきた。その後も民間企業のIHIや三菱重工、東レなどの企業が共同で月にロケットを飛ばした。

また、月面着陸時に月の周りを回る衛星を打ち上げや自動走行の調査車を走らせることに成功。そこで月面の調査をし、月面の地質図を制作していた。そして、その制作中の地質図がスマートフォンやモバイルデバイスで確認できるようにアウラント社がアプリを開発していた。

このアプリは独自の暗号技術を使い、世界で3000名の人間しか扱えないアプリである。その暗号技術は公表されていないが、熊本大学の数学科出身の石橋氏らが中心になって開発されたものであるようだ。この暗号技術のおかげで約3年間、情報が漏れることなく、資源開発において何歩も先行することになった。

すでに地質図を元にIHI、三菱重工、東レ、清水建設の他にナノテク関連のクラスターテクノロジー、核エネルギー生成工場建設のコンサドテクノは共同での月面に資源採掘の基地を数基建設している。その1基では11月にヘリウム3の採掘が始まり、核融合によるエネルギーが生成が始まる。

今後は、このアプリの販売を応用地質とアウラントが始める。この地質図の作成は応用地質の渡辺氏が中心になって作成している。月面全体の地質図が見れるものの価格は、1ライセンスあたり$50,000,000である。このアプリの値段は、スマートフォン、モバイルデバイスのアプリでは断トツの最高額である。しかし、応用地質もアウラントも初年度10個の売り上げを見込んでいる。

ちなみに渡辺氏とアウラント創業の大越氏は、大学3年時に一緒に対馬の地質調査をした仲であり、暗号開発者の石橋氏と大越氏、渡辺氏は統計学などの授業を受けた間柄である。私ことではありますが、彼らとは同級生でその縁もあり今回は彼らにたくさんの取材ができたことは、ジャーナリストとしては大変幸せなことです。

(フリージャーナリスト:中原功一郎)

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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