毎年、必ず何かしらの不具合を起こしていた英語のリスニングの試験を廃止した。
特に理工系の大学の教授達からは、「大学で学ぶのに必要な英語力はリーディング力とライティング力だ。」という声が大きくなったからだ。そして、「どうしてもリスニング力も入学時に必要なら大学独自に試験を実施したり、TOEFLのスコアで基準を設ければいいと。」という意見が出ている。
熊本大学では、入学後の英語の授業で、アメリカの中学生が学ぶ理科の教科書をベースに、少人数制で自然現象の観察結果を発表し、議論する授業やFinacial Timesの記事を読んでの感想や自分の意見を主張する授業をしている。そのような授業で、まず、必要なのは読む力と書く力である。
そもそも大学でも英語の使用状況を見れば、大半は、数百ページのテキストや論文のリーディングで、あとは電子メールなどでの海外への研究者への質問である。
毎年、海外での学会で発表しているような教授達こそ「読み書きができればリスニングは後でいくらでもついてくる。」と自身の経験から言っている。
このような声もあり、毎年、お金をかけて不具合を出してまでやる必要なしという結論に至った。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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