文部科学省は29日、来年から実施される新学習指導要領の内容を発表した。この中では、小学校・中学校・高等学校において「未来」が新科目として登場したことが特に注目される。
同省は、ホームページで「日本の、そして地球の未来を切り開く力を育むために。」と題した次のような文章を29日から掲載している。
<新しい学習指導要領は、これまで過去についての学習に偏っていた学習内容から、未来に対して勇気をもって取り組める人材がなかなか生まれてこなかったことをふまえ、「未来を切り開く力」=「未来力」を育むという理念のもと、未来を想像し、未来の青写真を作ってそれに基づいて現実的に行動してそれを実現していくための知識や技能の習得及び訓練、具体的には、発想力、プレゼン力、行動力、人との交渉力、戦略構築力などの育成を重視しています。
これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でも、単に「生きる」だけでもなく、未来をダイナミックに創造していくことに重点を置いていきます。
次代を担う子どもたちが、来るべき未来社会において活躍するために必要となる力を身に付けてほしい。そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。
「未来力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの未来教育に取り組むことが大切です。
私たちと、地球の未来のために。
新学習指導要領、スタート。>
photo by:HotDuckZ
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
コメントの書き込みにはログインが必要です。