ファッションテクノロジー㈱（東京都港区広尾）は23日、高校時代に学生服のある学校出身の20代の若者と、学生服がない学校出身の同じく20代の若者のファッションセンスを調査した結果を公表した。
この調査によると、男性の場合学生服のある学校の出身者が同社のファッションチェックテストで平均約５６ポイントだったのに対し、学生服のない学校の出身者は平均で約６９ポイントと大きな差がついた。女性については、学生服のない学校の出身者の平均が約７２ポイントであるのに対し、学生服のない学校の出身者の平均が約７５ポイントと若干の差に留まった。
同社は、学生服は服装のことを何も考えなくてよく、楽な反面ファッションセンスが鈍ることがはっきりしたとして、今後ファッションでも世界をリードするためには学生服を順次廃止していくべきと主張している。
男性の方が女性よりも差が大きかったことについては、女性の場合は学生服自体を細かくアレンジするなどしてファッションセンスを磨く余地があることや、１０代の女性は男性よりも全般的にファッションに興味があることなどが背景にあるとしている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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