早稲田大学は7月28日「グローカル研究生」の募集を2018年度の大学入試に導入することを発表した。日本における学生の上位層が海外に流出している状況に歯止めをかけるために、また日本における私立大学の意義を改めて認識してもらうため打ち出した施策とのことである。
東京大学が来年度からの入試成績上位20%の入学金及び1年間の学費免除を打ち出した方針に対し、早稲田大学は入試成績上位10%に入りかつ入試研究プレゼンテーションで適当と認められた者に対し、「グローカル研究生」として扱うと発表した。
「グローカル研究生」になった者は、1年間の学費免除と研究に対して研究費を支給するというものである。これにより、優秀層の囲い込み並びに大学としての独自性を打ち出し、ユニークな人材を育成していくという。私立大学の存在意義が希薄になってきた昨今において、巻き返しを図りたいという同校の意図が明確に打ち出された形である。
これに対し、同大学内では大学院生に対して研究費を支給しないのに学部生に支給をするという状況がおかしいとして批判が噴出している。この批判に対し、早稲田大学では早急に対策を実施するとしている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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「グローカル」というネーミング、カッコいいですね。
どんな意味があるのでしょうか?
実は既存の用語です「地球規模で考えながら、自分の地域で活動する」みたいな意味です。
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