ロンドンオリンピックに参加している日本体操チームは、男子団体体操における日本の最後の競技者であった内村航平があん馬の競技に入る前に、異常に長い時間待機させられたことについて、選手の集中力を妨げたとして、事情説明をロンドン五輪組織運営委員会（LOCOG）に求めた。
男子団体体操においては、日本が最後のあん馬を残した段階で中国に次ぐ２位。イギリスはそれに次ぐ３位につけていたため、運営委員会側が故意に内村の待ち時間を延ばしたのではないかという疑惑が起こっていた。実際内村は、最初の集中力を、異様に長い待ち時間によって失った様子であった。この点について本人は特にコメントしていないが、テレビを観ていた視聴者からは明らかに内村が集中力を失っていく様子が分かったという声が多い。
同体操においては、この内村のあん馬についての判定が日本チームの抗議により約１０分間協議されて覆り、いったん中国１位、イギリス２位、ウクライナ３位、日本４位となった順位が、日本２位、イギリス３位、ウクライナ４位と変更されたという経緯がある。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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