今や航空業界の主流となったLCC（Low Cost Career≡格安航空会社）だが、競争の激化に伴い価格以外の競争が始まっている。従来は1円でも安ければ、搭乗者を集めることができていたが、そうした競争も限界に来たためだ。
そうした中で、名古屋航空が始めたサービスが話題を呼んでいる。「どえりゃあ・シート」と名づけたシートの乗客には優先搭乗、幅広シート、ウエルカムドリンク＆機内食が提供される。こうしたサービスは従来の航空会社では当たり前だったが、LCCしか知らない乗客たちにとって新鮮に思えたようだ。さらに、美女＆イケメンの乗務員が接客してくれることも、人気の秘密となっているようだ。
もちろん、一般席の方は運賃こそ格安だが、ツルツルのビニール張りのシートで蒸れやすく評判はよくない。ドリンクや食事も有料であるばかりか、足下を見た割高な価格となっている。
従来の航空会社のように飛行機 の前方から順にファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスとせず、縦割りにして8列の半分である4列うを一般席の倍近い額の「どえりゃあ・シート」にすることで「格差を見える化」し、中部地方に多い見栄っ張りのお客様を呼び込んでいる。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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