ペット霊園などを経営するソウルフォーエバー社（新潟県新発田市）は10日、可愛がっていたペットが亡くなった際、ペットの脳を冷凍保存するサービスを開始した。
これは、近年の技術的進歩から、そう遠くない将来に、ペットの脳から完全な記憶をサルベージできる可能性を見出した霊園顧客数十名の要望により実現させたものだという。
本サービスの開始を切望した、東京都在住のNさんは「初めて飼った犬のマイケルとの別れは本当に辛いものだった。彼はとても賢く一緒に過ごした日々は忘れることができない。二度と同じ思いはしたくないので、こういったサービスがなければ、もう二度と犬を飼おうとは思わなかっただろう」と話した。
本サービスの利用にはペットの生前からの申込が必要で、脳の摘出はペットの死後180分以内に行われ、液体窒素で急速冷凍されることになる。将来的に非破壊での脳スキャンが完成した暁に、ニューロン状態を精査しモデリング、ソフトウェア−上で復活させることを目指す。
利用は霊園での永代供養料金に加え、15年で70万円（税込）の管理維持費用がかかるとのこと。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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