東京東海大学医学部長寿研究所は12日、胃潰瘍や胃がんの原因の一つとされるピロリ菌に対して、ニュージーランドで取れる、マヌカトゥリーのハチミツ(マヌカハニー)を、一日スプーン一杯ずつ、3ヶ月摂取すると68%の人がピロリ菌を除菌できることがわかったと、12日付の英医学誌で発表した。
これまで、マヌカハニーについては、ピロリ菌抑制効果について注目されてきていたが、大規模な実証実験が行われたことがなく、実際の効果については疑問もあるという声もあった。しかし、今回の発表によると、1000人程度の被験者と、1000人のプラセボによる対照群となる人に対して実験が行われており、世界初の大規模実証実験がなされたということである。
同研究所の甘利健二教授は、「今後マヌカハニーがピロリ菌を抑制する仕組みについて解明していきたい。今回用いたマヌカハニーは、ユニークマヌカファクターという、マヌカハニーの中の特定有効成分の指数が15以上のものだけを使用した。」と述べている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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