「おはようす」、「ありがとうす」、「よろしくです」、「あざーす」などという表現を最近良く聞いたり読んだりすると思ったことはないだろうか。
これらはそれぞれ、「おはようございます」、「ありがとうございます」、「よろしくお願いします」、「ありがとうございます」を短縮した表現だ。
このような短縮表現が最近若年層を中心に、大きな潮流となってきている。この背景には、携帯やスマートフォンで、長い表現は打ちにくいという事情がある。
欧米でも、”Thanks”を”Thanx”、”you”を”u”などと、読み方が同じアルファベットを使って言葉を短縮する表現が増えてきており、同様の状況となっている。
大分以前から、「食べられる」の可能を意味する使い方を「食べれる」とする「ら抜き」言葉は広範に広がっていたが、最近の動きはより強力に進んでいるということができるだろう。
言葉というのは使う側の状況に応じて変遷していくのが自然であり目くじらを立てることでもない、と、ある言語学の専門家は語った。確かに、メールを打つときには長たらしい言葉は短縮したくなる。URLの短縮のようなものだ。自然な流れと見て良いのだろう。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
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