国立国会応用医学研究所(東京都千代田区)は自分で選んだ記憶を消去できる記憶消去機「メモリ・シュレッダーMS2025」の販売を開始した。一般的に人は忘れたい記憶に限って、忘れることができないばかりか、そうした記憶が新たに記憶しようとする邪魔になることも多い。例えば、片想いの思い彼女に思い切って告白したら「冗談もほどほどにして!」と思い切り振られてしまい、その記憶は10年経っても忘れられずウジウジとしてしまう。そのため新しい彼女を探す意欲も沸いてこないといったようなことだ。
この記憶消去機は忘れたい記憶を消去することにかけては高度な能力を持つ国会議員の記憶のメカニズムの研究をもとに開発された。
消去にはヘルメット型の記憶消去機をかぶり、スイッチを入れると記憶のリストが無線で接続されたタブレットPCの画面に表示される。そのリストの中から消去を希望する記憶ファイルを選んで、IDとパスワードを入力し、「消去」のボタンを押すと、ヘルメット型の本体から特定の記憶領域にピンポイントで電磁的刺激を与え、消去する。発売前に現役国会議員に使ってもらったが、美しい記憶、自慢話の記憶しかモニターに表示されなかった。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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