「脳覚醒」ブームが続く中で、今度は「覚醒する車」が発売した。「究極の車しか作らない、作れない」がフレーズのアルティメット自動車は14日、乗るだけで脳覚醒するという触れ込みの電気自動車「キヅキ」を発売した。
どのように運転しているかや、目の動きなどを分析することで、運転手の意識が低下したときに、覚醒を促すため、大きな警告音が鳴ったり、その運転手が事前のメーカーでのテストを受けたときに判明した、特有の「覚醒」音楽が流れたりする。また、シートも「覚醒」にふさわしい設計となっており、急に固くなったり、脳を覚醒させる特有の振動数で振動したりすることで覚醒を促す。
また、ヒヤリハットなど、危ない局面があった場合はそれを起こさないための注意を生成AIによって作成し、直後から３カ月くらいは定期的に流すようにして、経験記憶を無駄にしないという意味で「覚醒」した人間になることを目指す。
普通に、より安全な車ということ？という質問に対して、メーカー担当者は「違うんです、違うんです。そうじゃないんです。安全なだけじゃあ、覚醒しないんです。私共は、東京東海大学と共に「脳覚醒」を探求しています。乗らないと分からないような仕掛けがあちらこちにあるんですよ。」と笑った。
近く試乗してみようと思う。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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