近年の科学の凄まじい進歩は、ときに予想も付かない世界を我々に見せてくれる。21日、大東京都大谷エリアに住む132歳の男性(匿名)が、100歳年下で32歳の女性(同じく匿名)と一緒に大谷エリア管轄サイバーステーションに現れ、第一種婚姻届けを電子提出したのである。あまりの年齢差に、同ステーションでは一時人だかりができるほどの騒ぎになった。
夫の男性は、近年のIPS細胞技術によって主な臓器、及び全身の筋肉を再生器官に入れ替え、かつ幹細胞注射と細胞のエレクトロン還元技術によって脳と、全ての血管の柔軟性を保つなど、最新の技術を駆使して驚異的若返りを実現している。
男性は、「60歳のときに事業に成功し、70歳で引退した。全ての事業を売却して巨万の富を得た。悠々自適の生活を送っていたが、その後医学が加速度的に進歩したため、少し長く生きてみようと思って、お金をかけ放題でいろいろと若返り医療を試しているうちにこんな歳になっていた。でも、まさかこの歳で結婚することになるとは夢にも思わなかった。ただ、思い返してみれば、人類の科学技術の発展スピードは、21世紀に入るくらいから急速に加速度を増し、とてつもない勢いになるプロセスが始まっていたのだから、このくらいのことは予想できていてもおかしくなかった。100歳も違うと、もう笑ってしまうくらいのギャップで、むしろそれを楽しんでいる。私が生れたのは、1937年で、ちょうど日中戦争が始まったころ。妻が生れたのは2037年で、IPS細胞による肺の完全再生が可能になり、重力制御が可能になった年だ。日本語があまりにも違うから、時々通訳機を使う。」と話している。
妻の女性は、「私たちが出会った5年前、夫は127歳でしたが、最初私は40歳くらいだと勘違いしていました。外見がそんな感じだったので。でも、話しているうちに、あまりにも古いことを知っているので変な感じがしたので、『何歳なんですか?』と聞いたんです。もちろんビックリしましたよ。だって、まるでご先祖様みたいなお年なんですもの。両親は反対しましたよ。でも最後は賛成してくれました。彼の、まだ100年生きるって豪語できるバイタリティに納得したみたい。」と嬉しそうに語った。
結婚評論家の松井流和(まつい・るわ)氏は、「100歳差婚ですか・・・人間ってここまで出来るんですね。なにか、よく言葉で表現できないんですが、感動しました。おじいちゃん、あ、そんな呼び名はふさわしくないですね。全然若いんですもの。なんて呼べばいいかわからないけど、この方には頑張って欲しいわ。」と話している。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
2069年7月末日
100歳差婚、ニュースで大きく取り上げられていますね。この記事を読んでふと・・・。100歳年下の奥様と金婚式を挙げられるまで、さらなるIPS細胞等々の、寿命を長くするため、努力と気力を怠らずに暮らさなければならないのですね。奥様にもその施しをしたとしたなら、100年くらい夫婦で暮らすことも可能になるのですね。そうなったら、ロマンチック。巨万の富を得ていない人も若返りができる世の中に近々ならないかなぁ~。
確かに~~~(^=^)
コメントの書き込みにはログインが必要です。