誰もが知っている、あの「ぷちぷち」が、人のストレス解消に有効であるという研究結果が、国立精神衛生研究所から発表された。
同研究所によると、「ぷちぷち」（正式名称：気泡緩衝材、英語名"Bubble Wrap"、"Air Cap"等）を1日１０分間、嫌なことを思い出しながら指で押して破裂させる作業を１０日間続ける実験を、成人男女５００名で実験したところ、何もしなかった対照群と比べて明らかに、実験に用いた５種類のストレス指標でのストレス数値の低減が見られたという。
同研究所所長の、渕上八郎氏は「ぷちぷちは、破裂させるときに気持の良い高周波が出ることが気持をすっきりさせるのではないか？これまで、包装材としてのみ使われてきたが、今回の研究結果を踏まえて今後はストレス解消のために使われるようになるかもしれない。」と話している。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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