今月発表されたEUの自動車関税引き上げについて、日本の各自動車メーカーは対応に頭を抱えている。というのは、今回の関税引き上げの背景には日本車の電気自動車が、日本の電気製品の品質をそのまま電気自動車でも実現していることから、故障率が他国のものよりも遥かに低く、信頼性が高すぎることにあったからである。エンジン車についても日本車は信頼性は高かったが、EUのエンジン車メーカーも特に高速走行での高い性能を持つことや、価格ではヒュンダイグループの後塵を拝していることなどから、それほどのシェアは取れなかった。しかし、電気自動車においては他国車との信頼性の違いが際立つようになり、日本車のとびぬけた品質が、急激なシェア拡大を招き、今回の問題を引き起こすことになった。
日本車メーカーでは、急増していた電気自動車の日本からの輸出をあきらめ、現地生産を１００％にすることで対応するものと見られている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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