東京州の私立ガガーリン国際高校は12日、2286年度の新入生から修学旅行の行き先を火星にすると発表した。地球以外の惑星への修学旅行は世界でも初めてという。発表によれば、この修学旅行は2287年に火星が地球に2003年以来284年ぶりに超大接近すること機をに、太陽系への関心を更に深めてもらうことを目的に実施される。1学年400人余りと引率教員、観光ガイドなど総勢500人近くを1台の宇宙船で運ぶことになるため、時間がかかる代わりに燃料が少なくて済むホーマン軌道で行くことになる。具体的には1年生の11月に地球を出発、2年生の7月に火星に到着。夏休み期間中に火星の見学を行い、9月初めに出発。3年生のゴールデンウィーク明けに地球に帰還する。在学期間の半分近くを費やすことになるため、行き帰りの宇宙船内で通常の授業を行う計画である。
ガガーリン高校は人類史上初めての宇宙飛行士である旧ソ連のガガーリンを記念して、ガガーリンの初飛行から100周年を迎えた2061年に開校。開校当時から低軌道の宇宙ステーションへの修学旅行を行っていたが、アポロ11号の初着陸から150周年となった2119年には世界で初めて月面への修学旅行を開始し、現在まで続けてきた。費用はNASAやJAXAからの補助金を受けられるため、自己負担は月面への修学旅行とほぼ変わらない水準になる見込みである。一方で、月よりはるかに長い期間を無重力の宇宙空間で集団生活を送ることによる心身への影響や事故のリスクを不安視する声もあり、ガガーリン高校では影響を軽減するための対策を検討する見通しである。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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