2020年東京オリンピック バスケットに続く、バレーボールも新ルール導入!

11月10日 国際バレーボール連盟(以下FIVB)と国際オリンピック委員会(以下IOC)は、2020年に東京で開催されるオリンピックから「チャレンジシステム」と「平均身長制限ルール」を公式に認めることを発表した。
「チャレンジシステム」とは、審判員の肉眼での判定が難しいときに、録画されたビデオ映像を活用して判定を行う方式であり、2013年のワールドカップバレーから試験導入されていたものである。
「平均身長制限ルール」の協議は、先月、バスケット連合が一足先に「身長別試合」と「ハイバスケット」の新ルールの導入を認められたが、バレーボールも同時期に新ルール導入の協議を行っていたものである。背の高さで試合の公平性が損なわれるスポーツとして、バスケットに並ぶ代表的競技であることから、FIVBはIOCへバレーボールもバスケットボールの新ルールと似た、身長別の新ルール導入を求めていた。
 バスケットボールの身長別と大きく異なる点は、個人の身長ではなく、チームの平均身長別で身長差のハンディを少なくしたいというものである。平均身長制を求めることになった理由は、段階別に分けられた、最低身長以下の有力選手が大会に出場できなくなるといった体格差の差別と受け取られかねない事態をさけるためと、背の小さな選手・大きな選手、それぞれの体格がもつ有意性が損なわれ、試合自体の面白みがかけるという2つの理由からである。
「平均身長制限ルール」のチーム平均身長は、次の3つに分かれることとなった。女子:170cm台:180cm台、190cm台の3段階、男子は180cm台、190cm台、200cm台の3段階分けで、無制限はない。また、平均身長が高くなっても、ネットの高さが上がるなどの変更もない。
 IOCのバレーボール協議会委員長のヴィケラス・アベリー氏は、協議委員会で協議委員の全員一致した意見として、背の低い選手を、例えば2人入れれば、大きな選手を2人入れられる。平均身長制にすれば、選手たちの競技に対するモチベーションも下がらないのではないかと語り、さらに個人的意見として、新ルール導入で、2020年東京オリンピックでの各国の監督・コーチ陣がどのような戦略をたててくるのか楽しみ、また、大きな選手に打ち勝つ小さな選手を見るのは、やはり楽しい。新しいルールになっても、今までと同様、感動的な試合が待っていると思うと間もなく開催されるオリンピックが待ち遠しいと語った。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

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