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新型覆面パトカーにご注意

 今年に入って、各高速道路でのスピード違反検挙数が大幅に増加している。
特に、昨年開通し、制限速度が150㎞で話題を呼んだ第三東名道路が群を抜いている。

 高速道路でのスピード違反の取り締まりは、オービスと呼ばれる監視カメラやパトカーによって行われている。
 しかし、そうした取締から逃れるため、数年前から販売されているレーダー探知機は様々な種類のレーダーに対応しているのはもちろん、オービスの設置場所、パトカーの取り締まりエリア情報などをドライバーに知らせてくれるようになった。特に最新式のレーダー探知機は当日のパトカーの動向の情報収集を行い、ネット経由でドライバーに注意を与えてくれるようになった。

 もちろん、取締当局もそうした動きに手をこまねいてはおらず、次の一手を考え出した。それは、新型の覆面パトカーの投入だ。従来、覆面パトカーと言えば、セダン型の車両が大半であり、車種もある程度、限られていたため覆面パトカーであることを見破りやすかった。しかし、新型の覆面パトカーは大型観光バスを装ったものであり、追尾されたドライバーもついつい油断してアクセルを踏んでしまい、御用となるようだ。

 観光バス型の覆面パトカーに検挙されたドライバーによれば、前を走っていたバスを追い抜き、アクセルを踏んだ瞬間、バスの屋根に警光灯が出現し、サイレンが鳴り、停車を命じられた。停止後は広々としたバスの車内に案内され、調書にサインし、罰金を車内に設置されている罰金支払機で支払ったという。(クレジットカードやパスモで支払可能)

 この観光バス型の覆面パトカーの検挙率が高いのは、常識的なセダンタイプではないことはもちろんだが、毎日のように、ボディのラッピング(デザインシートの貼付による模様や文字の表示)を変更しているため、レーダー探知機メーカーによる覆面パトカー取締情報を収集しにくいためだ。毎日のように貼りかえるラッピング費用は決して安くはないが、取締当局は企業広告によって費用を捻出している。

 ドライバーはバスが近づいてきたら、スピードを落とすことが賢明のようだ。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

 観光バス型だけでなく、ダンプカー型、救急車型なども投入されている模様です。

ガブリエル (日付:

いろいろなのがあるから判別が付かないという戦法ですね。

オラクル (日付:

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