自転車の鍵を内蔵する携帯電話が近年、発売されている。それなりに便利であるが、磁気機能など複雑な面があり扱いづらいとの評判があった。もっと単純な、ワイヤー1本で良いのではないかという消費者からの要望に応える形で、携帯電話会社の大手、ドコモフォンは昨日、ワイヤーつき携帯を発売した。
このワイヤーつき携帯は一見、従来の携帯電話でよく見られるものと同様の、折り畳み型の携帯だ。違うのは、折り畳みの接合部をカシャっと外して2つに分離できる点だ。2つに分離された携帯は、接合部から伸びるワイヤーでつながった状態になる。分離された2つの携帯を左右の耳にあててワイヤーを頭上に巻けば、ヘッドホンと同じになり、音楽などを聴くことができる。その際には「ヘッドホンモード」にすることで、音が周囲に漏れにくい仕様となる。
さらには、ワイヤーだけを外すことができる。外したワイヤーは自転車に巻くなどして鍵代わりにできる。このワイヤー鍵には、よくある自転車のワイヤー留めのような暗証番号は不要だ。ワイヤーを巻いて留めた部位には新たな「留め鍵」があり、その「留め鍵」には携帯の接合部位が鍵穴になる。
携帯にワイヤーを内蔵するとかさばるのではないかと思われるかもしれないが、心配無用。このワイヤーは筒状であり、玉すだれのように筒の中の筒がどんどん引き出されて伸びる仕組みであり、内蔵時にとる容積は少ない。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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