昨年の冬から既にその兆候が見られていたが、室内でコートや、オーバー、ブルゾンなどの上着を脱がない人が増加している。
原発事故と長引く景気低迷の影響から、節電をするのが常識となっている中で、そもそも室内で上着を脱ぐのは意味があまりないばかりか、脱いだがために暖房を強くかけなければならない弊害があると考える人が増えているらしい。
これまで、外から帰ったらハンガーに上着をかけるのが常識だった時代がはるか昔から続いていたが、ついに新たな常識が生まれつつあるのだ。
この動きを受けて、服飾メーカーでは「室内室外兼用」のオーバーやジャンパーなどの開発を急いでいるという。確かに室外用の上着では室内でかさばるなどの弊害もあり、スリムにフィットして室内でも動きやすく、しかも防寒性能が高いものが求められている。
服飾評論家のロック田山氏は、「室内でも上着を着ることによる省エネ効果は目覚しいものがある。ただ、現在の上着では特にコートなど、デザインなどの点で室内にふさわしくない点があるものがあるので、室内室外兼用のデザインの上着が今後出回っていくだろう。私も実は去年から室内でダウンジャケットを室内で来ている。うちの親から変だと言われたが、『節電を追求しているのになんてことを言うんだ』と反論した。そしたら親もダウンジャケットを室内で着るようになった。」と述べている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
コメントの書き込みにはログインが必要です。