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3Dプリンターを使ったアリバイづくりが流行

 最近、精巧な自分のフィギュアを3Dプリンターで作って、それをアリバイに使うことが妻帯者の間で流行している。

 「●●に行く」と奥さんに説明しておきながら、実際には別の場所に行きたいときなどに、友人に自分の20分の1フィギュアを渡して、友人がいる場所を背景にフィギュアの写真を撮ってもらい、それを自分のウェアラブルPCに送ってもらって、アリバイ写真として使うのである。また、頼む友人がいないときなどは、あらかじめ背景シーンの立体模型を用意しておき、それと自分のフィギュアを合わせて撮影したものをアリバイ写真として作成して、それを使うのである。

 現在の家庭用3Dプリンターを使っても、写真になれば誰にも実物と見分けが付かないくらいの精巧なフィギュアと背景が作れ、アリバイ写真として完璧に機能するものが作れる。技術の急速な進化が、我々のライフスタイルにまで影響を及ぼし始めている典型的な例であると言えよう。写真は、原宿のアルティメットショップで発売している、アリバイ用背景模型と、記者のフィギュアを合わせて作ったものである。この程度のものはすぐに作れる。

 都内に住む会社員(37才・男性)は、「あまりにも妻のチェックがうるさくて、どこに出かけるにも、証拠写真を要求してくる。息が詰まりそうなので、フィギュアを20体ほど自分の3Dプリンターで作っていろいろとアリバイ写真を作っている。友達を一緒に写す必要があるから、友達とお互いにフィギュアを交換して、より本格的なアリバイ写真を作るときもある。」と話している。

 こういうことが流行るなら、そのうち、等身大の自分のロボットを作って、それを代理であちこちに行かせるなんてことをやる人も出てくるかもしれない。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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