今日は日付の語呂から「いい夫婦の日」だ。近年の少子化、生涯独身率の高さもあり、夫婦となることへのハードルは高く、積極的な結婚活動(婚活)への関心は高まっている。今年、会員数を大幅に増やした新興の結婚相談所、マリビュー社では、婚活のカリスマとも言えるアドバイザー達が独自の指導をして、多くの会員を結婚に導いているという。
取材してみると、特徴的なのは、会員男子はポートフォリオを作成させられることだ。ポートフォリオというのは、本来は株式用語で、投資を分散させるという意味で用いられてきたが、同社では個人の客観的な価値として用いるという。年収、学歴、容姿、健康などに加えて、清潔さ、マメさ、覇気、包容力、交友、話術、機転などなど多岐にわたり、様々なテストを元に作成される。
会員男子が目指すのは、どれかの項目が高いことではなく、どの項目も最低点をクリアーすることである。なぜなら女子は男子に対して一般に減点法で評価するため、低い項目があると結婚相手として認められないからだ。意外にも会員男子は自分では低い項目があることに気づかないため、評価シートで評価された低い項目を意識することで、比較的たやすく、良い結婚相手として「成長」していくらしい。
このように男子はクセを削ぎ落とすことが目標とされる一方で、会員女子は、クセを強調していくように指導されるという。一般に女子は男子よりも子供の頃から「群れる」傾向があり、群れることでどんどんクセが削ぎ落とされてしまっている。そのため男子から見ると、どの女子も同じように見えてしまい、光るものが無いことがプロポーズできない最大要因になるという。
男子は各人が様々な好み(フェチ)を持ち、加点法で相手を評価する傾向があるため、女子は10人中9人の男子には受けない個性であっても、残りの一人から選ばれることを目標とすべきという。例えば「ワガママ」は一般には嫌われるが、ワガママな女子が好きな男子は少数ながら居て、そのために結婚できたというような、名前は控えるが某女優などがいる。こうして女子は一点豪華主義を目指せというのがマリビュー社の指導方針となっている。なお、マリビュー社の名前の由来は、マリッジを望むという意味からきている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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