• « 親記事(前の記事) /
  • この記事に親記事はありません

”アイデア出し”のプロ、活躍

 このところ、様々なビジネスにおいて「アイデア出し」のプロセスだけを専門に請け負うビジネスが隆盛となっている。

 過去においては、アイデアの実行をする人とアイデアを出す人が一致しているケースが多かったが、近年アイデアを出すのと、実行するのとでは脳の使っている場所が異なることから、これを分けるべきだという有力な学術的研究がいくつか出されたことがこの動きの背景にある。
 
 アイデア出しプロとして有名なアイデアルアイデア株式会社の理想健二社長は、「アイデア出しは、われわれアイデア屋に任せてください。建物を作るときに、大工さんが設計やらないでしょう?建築家さんが青写真を作るんです。それとビジネスも同じ。面白いアイデアを出すのは専門家がやった方がいい。実行とか技術とかにこだわりすぎると面白いアイデアは出ないんです。思い切って、アイデア出しだけうちに任せませんか?」と語った。

 世界的にも、アイデアはアイデア出しの専門家に任せる動きは既に主流となってきており、日本でもこの流れが本格化してきた形だ。「もともと企業の内部にも企画という部署があるが、企業の内部の担当者だとその企業のリソースにアイデアが縛られてしまうという。そのためアイデア出しをアウトソーシングする動きが活発化しているのではないか」と、東洋東海大学ビジネススクール教授の、北王子義弘教授は語っている。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

コメント

コメントの書き込みにはログインが必要です。

新規記者登録 ログイン