NASA（アメリカ航空宇宙局）ワイアット・フランクリン長官は究極の動力炉「核融合発電・クリーンエネルギー」の実験をメキシコの農村部で、一時的に開始することを本日発表した。
「核融合発電・クリーンエネルギー」とは、地球上ではほぼ採掘ができない物質で、月や木星の砂に含まれる、ヘリウム３を採取し、核融合技術を用いてヘリウム4を作り出す際に出る、高速陽子のエネルギーのことである。NASA（アメリカ航空宇宙局）を中心に、ESA（欧州宇宙機関）、日本航空宇宙局等、主要各国の航空宇宙開発機関連携で、2000年以降、この開発を続けていた。運転時に、二酸化炭素が排出されないことから、「究極の動力炉」と研究者たちの間で呼ばれている。
そのパワーはスペースシャトルを使って１回で持って来られる、２５トンのヘリウム３を使うと、約３兆キロワット時の電力量を発生させることが出来るとされている。これは、現在、世界全体で１年間に消費している電力量の約５分の１に相当する。
天文年と呼ばれた今から約99年前の2012年12月21日～23日、太陽系の惑星直列によって起こる磁場の障害から噴火や大地震、津波等で、地球は滅びると予言されたことがあった。地球存続のために、第二・第三のエネルギー開発を進めるべく、当時「アセンション・シンポジウム」なる会合が各国で開かれるという社会現象があったが、地球は滅びることなく、また、原子力に変わる電力の開発がされることもなかった。
20世紀以降におきた、レベル7以上の原発事故の影響より、原発全面廃止となった現代だが、日々増え続ける人口に対し（世界の人口：http://www.arkot.com/jinkou/ ）、原子力に変わるエネルギー開発がされておらず、消費電力と生産電力においては、生産が消費に追いついていないのが現状だ。
NASA（アメリカ航空宇宙局）の調べによると、このままの人口増加と、エネルギー消費のバランスで電力を使い続けると、おおよそ一世紀（100年）で、地球上のエネルギーを使い切る計算となることがわかった。
その結果を経て、それまで秘密裡に進められていたクリーンエネルギーの開発の試行実験を行うこととなった。
開発が、一世紀以上に亘った経緯としては、核融合反応を起こす、1億度以上の超高温に耐えられる物質が、存在せず作り出す技術がなかったためと、磁場でプラズマを閉じ込めておかなければならないという、2点の改良が進まなかったことによるものである。
ワイアット・フランクリン長官は、トカマク型という磁場閉じ込め方式の改良を重ね、（高圧プラズマの保持世界記録は日本の実験装置JT-60 耐久時間はわずか数分）長時間の高エネルギーの中性子の放射に耐える、素材を造り出すことが非常に困難を極めたが、研究者らのたゆまぬ努力と忍耐力で、重水素と三重水素（トリチウム）を使う（Ｄ-Ｔ反応）等の難問をクリアし、長年の研究が成果をなすことができた。実験段階ではあるが、未来に希望を見出すエネルギーとして今後も注目を集めるに違いない。研究者らの熱意と信念に敬意を評したいと語った。
※詳細については、The Science（版元：米国航空宇宙科学協会）に掲載予定。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった１つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。
エネルギーを使い切るなんて恐ろしい！世界の終わりとはこのことだ！と思っていましたが、すごい、新しいエネルギーの可能性が…！
いったいいつの間にこんなに研究が進んでいたんだろうと驚きです。
ワイアット・フランクリン長官は、あの、雷が電気であることを証明したベンジャミン・フランクリンの末裔だと聞きました。さすが、血は争えないとはこのことですね…！！
サイエンス、密林書店で予約しました。早く読みたいな～。
女優やモデルをやってると、強いライトを使うのでどうしても電力消費量があがっちゃうんですよね。クリーンなエネルギーに期待です！
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