「このメールは、10分で消えます。」:時限メール

 自分宛のメールを人に読まれたせいでトラブルになったことはないだろうか?

 後ろめたいことがある人も、ない人も、一度くらいはそういう経験があるだろう。

 今回紹介するメールは、時間を設定すると、相手がそれを読んだか読んでいないかにかかわらず、消滅してしまうメールである。

 このメールは、「究極のものしか扱わない」がスローガンのアルティメットショップがスマートフォン用にリリースした、「時限メール」アプリによって送ることが可能だ。

 メールが消滅するまでの時間を秒単位から設定することができるため、相手以外の人に読まれるリスクを回避することができる。

 このようなメールは、アメリカの往年のテレビドラマ「スパイ大作戦」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E5%A4%A7%E4%BD%9C%E6%88%A6 )や、その後のリメイク版「ミッション・インポッシブル」で用いられた「「おはよう、○○君」で始まり、「このテープは5秒後に自動的に消滅する」などのメッセージで終わる指令録音に似ているが、大きく違うのは、消滅までの時間が送信後から計算されることである。

 例えば、送信後10秒で消滅するように設定した場合、10秒以内後にはこちらの名前、アドレスを含めて全て消滅してしまうため、本人がそのときスマートフォンを手にしていなければ誰も読むことができない。相手がメールを開かないうちに消滅した場合には、その旨送り手がわかるように送り手に自動メッセージが送信される仕組みになっている。

 このメールアプリを発売したアルティメットショップは、「これでやっと安心してメールすることができ、本物のプライバシーが手に入る。メールは残るから使えないと思っていた人もこれなら大丈夫だろう。」と述べている。

 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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