文部科学省は、小学校の担任教師について、生徒との相性を性格分析テストなどによって精査し、できるだけ相性の良い組み合わせを実現する計画を発表した。
小学校の授業について、生徒との偶然的な相性によって、生徒の一生に影響が及んでしまうのは、当たりの場合と外れの場合とで不公平だという世論が盛り上がってきたのに対応したと見られている。
教育評論家のジェームズ芳郎氏は、「私の場合は、小学校の３，４年生のときの先生との相性がすごく悪くて、学校に行くのがいやになってしまうくらいだった。それでも、学校の先生に対して文句を言うことなんて小学生は許されなかった。もっと相性のいい先生に教わっていればもっと楽しい子供時代を送れたと思う。とても良い方向性だと思うが、必ず意味のある内容に制度を作ってもらいたい」と話している。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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