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日本でも台風に人の名前

 気象庁は9日、これまで発生した順番に番号で呼んでいた台風の名前を来年から、人の名前で呼ぶことを決定した。

 既に米国ではハリケーンについて、1979年までは女性の名前、1979より後は男女同権の立場から男女の名前を交互に、発生した順番にAからアルファベット順に命名している。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3

 日本でも、これに習い、あいうえお順に男女の名前を台風に付けることにした。

 今回の呼び名の変更の背景には、これまでの番号のみを付けるやり方では、後で呼称する際に「○○年の11号台風」という呼び方となり、思い出しにくいという問題点があった。年々台風の数が増え、よりその傾向が強まっているという。

 例えば2016年の台風は最初の10個は、淳(あつし)、郁恵(いくえ)、右京(うきょう)、恵美子(えみこ)、治(おさむ)、佳代(かよ)、菊次郎(きくじろう)、久美子(くみこ)、啓二(けいじ)、小町(こまち)、と命名される。

 範となったアメリカと同じように、6年毎に同じ名前リストが使用されるという。また、大きなインパクトを残した台風は永久欠名となり、6年後には別の名前を使用することになる。

 気象評論家の小清水幸正氏は、「番号は確かに味気ない。人の名前を付けることで人々の台風への関心が高まるのではないか?」と話している。
 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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