2016年にEU離脱を国民投票で決めたエゲレス王国では恒例となった離脱延期の賛否を問う国民投票を行い、7月1日午前2時(日本時間)さらに2年間の離脱延期となったことを発表した。
エゲレス王国ではEU離脱を2016年に国民投票により決定したが、2017年に「離脱の時期を問う」国民投票がさらに行われた。これは2016年の投票のあと若者たちから「自分も離脱に入れたけど、まさか離脱派が勝つとは思わなかった、泣きそうだ」「投票のあとに離脱したらどうなるのか調べて初めて知った。間違えた。投票日に戻りたい」「そもそもEUが何か分からないまま投票してしまった。後悔している…」「王国を取り戻せなんて言われてその気になったが、それは幻だった」という声が多く上がったため行われたもの。
離脱を宣言したらEU各国が慌てるかと思いきや「エゲレスはもはや足手まとい、ご自由になされよ」とまで言われ、どの国も引き止めをしなかった。困り果てたエゲレス政府がチャールズ六世に泣きついたところ、国王がこの方式を提案。国民投票の結果を覆すことは出来ないが、時期を先延ばしにすることでEU離脱をしないという究極の先延ばし策、「大エゲレス王国の茶番」とまで言われながら延々と続いている。
国際政治学者の添升氏は「地続きのヨーロッパは血で血を洗う争いを実に2000年以上続け、やり方の良し悪しはともかく、ヨーロッパで一つにまとまらなければ世界に対峙できないという結論にやっとたどり着いてEUとなった。離脱はそれを覆すもので、人類の英知を踏みにじるようなものだと思っていた。国民投票の一番悪い形となってしまったのが2016年。茶番と言われようとも今回も離脱延期という結果になってほっとしている。私はその結果をホテル三日月で知った」と語った。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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