これまで無料が当たり前だった、レストランや食堂などでの「お冷」(おひや)の有料化が止まらない。
全国的に水の汚染が進む中で起こった、水道料金の暴騰により、「美味しい水が只で飲める」が常識だった日本で、次々と飲食店でのお冷やの有料化が進んでいる。
現在の平均的なお冷やの代金は30円程度が一般的だ。
静岡にある飲食店店主(41歳・男性)は、「これまでも、水をお客さんに出すのは忙しい中で手間だと思っていたから、有料化には賛成。水道代が10倍になったからしょうがないし。」と述べている。
一方で大阪の飲食店店主(34歳・男性)は、「いくら水道料金が高くなっても、有料化は無理。30円は馬鹿にならない。大阪のお客さんは水なんか有料にしたら一発で来なくなる。うちでかぶるしかない」と困り果てている。
飲料水評論家の島津利行氏は、「ついに来るべきときが来た。今後はもう只で水を飲むことはできなくなる。そういう時代なのだ。世界的に水をめぐる紛争が始まるなど、水の価値は昔とは違う。有料になればもっと人々も水のことを考えるようになるだろうから、ある意味良い面もある。」と言う。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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